2020/02/25

【兵庫三田】らぁめん嬉しや

シンプル イズ ベストなラーメン店

JR福知山線三田駅、神戸電鉄三田駅から徒歩約3分の場所にある「らぁめん嬉しや」さんに行ってきました。
こちらは、カウター10席の比較的こじんまりしたお店です。なお、こちらは駅近のラーメン屋さんですがもし車で行かれる場合は、道を挟んで向かいのホテルに併設されている市営駐車場が1時間無料で可能。

ランチセットでおなか一杯に!!

14:30とお昼の営業時間が終わるギリギリの入店できたので、複数種類があるサービスランチのうちらぁめんやきめしからあげがセットになっているサービスランチAを注文しました。


スタンダードな中華麺

注文してスマホを少しチェックしているとすぐにらーめんが登場!セットのらぁめんは、醤油が選べるので今回は醤油にしました。スープは、ザ・醤油という感じの味付けで和風だしが効いていています。最近、和風スタイルのお店だと魚介などで取った出汁を使っているお店があったりしますが、こちらのお店はまさしくシンプル イズ ベスト!シンプルなスープだからこそ、食べる人が“うまさ”にフォーカスできる気がしました。また、麺もやや細めの中華麺といった感じでスープとのバランスが取れています。

らぁめんの中には、もやしが沢山入っていています。あと、チャーシューは厚切りですが箸で掴むとくずれてしまうくらいホロホロの状態で口の中で溶けるような食感。

麦めしのやきめし

らぁめん嬉しやさんのやきめしは、割と具材少なめのこれまたシンプル イズ ベストな仕上がりになっています。そして、このお店のやきめしの特徴が、ご飯が麦めしなんです!!

ラーメン・焼きめしとくると脂肪と糖のオンパレードで罪悪感を覚えてしまいますが、ご飯が麦めしに変わっただけで不思議とその罪悪感が薄まります笑。
でも、メニューにはS(小)と書いてあったけど結構ボリュームあったんだよな。。。笑

ジューシーからあげ

サービスランチAには、更にからあげが付いてきます。そして、このからあげもボリューム満点!

からあげは、ジューシーで鶏肉の甘みがあって、これだけでからあげ定食として出してもいいんじゃないかと思うような出来です。

お店の方がサービス満点なのか、セットとして出てくるどれもがボリューム満点で本当にお腹いっぱいになりました(しかも、値段が880円!!)。
他にも、壁に貼ってあったメニューの中に「残ったスープで雑炊してみませんか 温泉たまご・ごはん・のり セットで200円」とあったので、次はセットにせずに単品らぁめんと雑炊セットをいきたいと思います!


近くにはアウトレットや工場見学ができる場所もあるので、少し足を延ばして「らぁめん嬉しや」さんに行ってみて下さい!

2020/02/23

【銭湯】灘温泉

温度低めの源泉が気持ちいい銭湯

私がよく行く銭湯のひとつ「灘温泉 六甲道店」さんをご紹介したいと思います。

灘温泉さんの店舗は、神戸市灘区に六甲道店と水道筋店の2つ。どちらの店舗も街中にありながらかけ流しの天然温泉が楽しめる銭湯になっています。特に六甲道店は、JR神戸線の六甲道駅から徒歩約5分とアクセス抜群!
なお、入浴料が大人450円でシャンプーやボディーソープは備え付けられています。

昔ながらの銭湯の雰囲気を残しつつ

こちらの銭湯は、あちこちに昔ながらの雰囲気が残っている(特に下駄箱!!)味わいのある銭湯で、近所の方にも親しまれています。そのため、休日の夕方などは幅広い年代のお客さんで結構込み合います(先日は、土曜の16時頃に行くと浴槽が人でいっぱいでした汗)。
人気の要因のひとつか分かりませんが、灘温泉六甲道店さんの洗い場はよく銭湯で見かける赤いレバーから出るお湯と青いレバーから出る水を自分で合わせるタイプと違って、設定した温度通りのお湯が出てくるタイプになっています。

炭酸が溶け込んだ源泉

まず、こちらのメインとなるのは地下から湧き上がる天然温泉を加温した浴槽で、色は黄色味を帯びています。そして、灘温泉さんの最大の特徴となるのが炭酸が溶け込んだ源泉風呂(なんとかけ流し)!

灘温泉HPより

こちらは、水風呂と普通の浴槽の中間ぐらいの温度になっているので、水風呂が苦手な人もこの源泉風呂とメインの浴槽に交互につかることで、健康効果があると言われる冷温交互浴を楽しめます。ただし1つ難点があって、この源泉風呂が狭い(大人2人程度)!なので、いつもこの源泉風呂に入れるタイミングを伺いながら他の浴槽に入っています(多分他の人もそう)笑。

他にも露天風呂やサウナもありますし、アクセスも良いので手軽に楽しめるリフレッシュスポットとして寄ってみて下さい!!


2020/02/22

【神戸三宮】ヌードルダイニング道麺

東南アジアの香り感じるオシャレらーめん店

今回は、神戸市役所の近くにある「ヌードルダイニング 道麺(タオメン)」さんに行ってきました! 勝手に“東南アジアの香り感じる”なんて言っちゃってますが、これはシンハーとかチャーンといった東南アジアのビールが置いてあるのでそんな感じがするなぁってことです笑。でも、訪問した時に女性1人のお客さんがいらっしゃったくらい、店内はオシャレで雰囲気の良いお店です。

担々麺がメインのお店

こちらのお店は、担々麺がメインのお店で、担々麺もベーシックなものから「辛」「激辛」「超辛」「超激辛」とランクがあります。更に麻辣(マーラー)担々麺というのもあってめちゃくちゃ辛そう汗。

あっさり系のラーメンも美味!

担々麺が看板商品の道麺さんですが、風邪気味で体調が良くなかったこともあり私は「鶏そば」と「麻婆丼(ミニミニサイズ)」を頂きました!なお、この鶏そばはスープが「塩」と「醤油」から選べ、今回は醤油を選びました。

ラーメンが出てきてまずスープを一口飲んでみると、醤油の味わいとチャーシュー代わりに入っているローストした鶏肉の香ばし香りが広がります。しっかりとした味付けながら、しつこさはなくさっぱりと食べられるスープ。更に、スープにはネギやもやしなど細かくカットされた具材が入っていて、シャキシャキした食感が楽しめます。麺については、細麺ながら弾力がありしっかりとした噛み応えになっています。また、チャーシュー代わりに入っている鶏肉もあっさりとしているので、全体的にヘルシーな仕上がりになっているラーメンでした。

 

ピリリとスバイシー麻婆丼

ラーメンに続いて麻婆丼ですが、担々麺に激辛とかあったので麻婆丼も辛いのかなと思っていました。しかし、麻婆丼自体はやや甘めの味付けですが、花椒(?)が使われていてそれがピリリとスパイシーで良いアクセントになっています。


東南アジアのビールが豊富

道麺さんは、ラーメンが美味しいオシャレなお店なのですが、個人的にテンションが上がった点が「東南アジアのビールが豊富」というところです!
訪問時は、「ASIAN BEER FAIR」ということでシンハーやチャーンなどが1瓶550円となっていました。

東南アジアのビールは、あっさりしていてスパイシーな料理にあうので担々麺や麻婆に合う事間違いないです。ぜひ、ラーメンと一緒にビールも味わってみて下さい!!











2020/02/21

【映画】1917

命をかけた伝令

2月14日に公開となった「1917 命をかけた伝令」を観に行ってきました。
この映画は、第一次世界大戦中にドイツが仕掛けたアルベリッヒ作戦時の実話がベースになっています。ドイツ軍の後退が、策略であることに気づいたイギリス軍の将軍が自軍の被害を食い止めるため、若い兵士二人を伝令に遣わすというところから始まります。

第一次世界大戦とは?

  第一次世界大戦(だいいちじせかいたいせん、英語: World War I、略称:WWI)は、1914年7月28日から1918年11月11日にかけて、連合国対中央同盟国の戦闘により繰り広げられた世界大戦である。
出典:Wikipedia

Wikipediaの冒頭部分だけを拾ってきたのでざっくりした感じですが、実際はもっとたくさん解説があるので読むのが大変です。 また、学校で「第一次世界大戦のきっかけはサラエボでオーストリアの皇太子が暗殺されて・・・」と習いましたが忘れてしまわれた方も多いかと思うので、映画を観るに当たって事前に知識として入れておくのをオススメするのは ①アルベリッヒ作戦の大雑把な概要 ②第一次世界大戦は塹壕を掘るのが大事だった の2点です!
(映画の中では塹壕のシーンが多いので、当時の塹壕の持つ意味を知っていると見方が変わってくるかと)


究極のライブ感

本作は「驚愕の全編ワンカット映像」と謳っていることもあり、スクリーン上で起こっていることが目の前の出来事のように思われるライブ感がすごい!全体的に、ヒリヒリとした手に汗握る展開が続くので没入するあまり、自分自身も息を潜めてしまうような映画です。
個人的には、ゲームのジャンルであるFPS(ファーストパーソン・シューター)的な仕上がりになっている作品だと感じました。

見どころ

この映画の見どころを1つ紹介したいと思います!(ネタバレしないよう書くのでうまく伝わらないかもしれませんが、、、)
見どころとは、主人公のスコフィールドがぬかるみにはまってしまったトラックをみんなで協力して押すよう叫ぶシーンです。それまでのクールなキャラから想像もつかない感情がこぼれだした悲痛な叫びに、なんともいたたまれなくて切ない気持ちにさせられます。
このシーンによって、より主人公が身近な存在に感じ、より映画に引き込まれていった感じがしました。

ぜひ劇場で!!

1917」は、全編ワンカット映像という事でライブ感が凄いですし、多彩なカメラワークもあってグイグイ引き込まれていく作品になっています。この映画の良さが生かされるのは、まさしく劇場の大スクリーンだと思うのでレンタルがスタートしてからお家で見るのではなく、ぜひとも劇場で見てもらいたいと思います!

2020/02/12

【神戸三宮】ISOGAMI餃子バル

ラーメンの美味しい餃子バル

神戸国際会館の近くにある“ISOGAMI 餃子バル TOMAKO”さんに行ってきました。


創作餃子バル

こちらのお店は、九州らーめん亀王などの飲食店を展開している大真実業さんが運営されているようです。様々な創作餃子があり、店内は名前の通りバル風の作りになっていてオシャレ!

ドリンクもビールだけではなく、各種サワーやワインのメニューが充実。訪問時は、男性客よりも女性客の方が多い印象を受けました。


いろいろな餃子たち!

お店のベーシックとも言える餃子が、“磯上肉汁餃子です。この餃子は、一口食べると溢れんばかりの肉汁が出てくるので、洋服に飛ばしちゃわないように注意しないといけないくらいジューシーです!笑

他にもパクチーをたっぷり使った“焼き餃子ダイナマイトパクチーなどがありますが、今回私が挑戦した創作餃子は“神戸丸餃子 四川麻辣です!麻辣の辛さがビールに合いそだなぁと思い注文。過去に辛すぎる麻辣にお腹をやられた経験があったので、念のため注文時に店員さんに「辛いですか?」と聞いてみると「そこまで辛くないですよ」と笑顔で教えてくれました!

出てきた餃子を食べてみると、まずは甘さがやってきて、その後に辛さを感じます(辛さは店員さんが言っていたようにそこまで辛くない)。ただ、たくさん食べると徐々に辛さにやられてしまうかもしれないので、2切れくらいがちょうどいいかもしれない。。。
今回、肉汁餃子が美味しすぎてがっつり食べてしまったので、他の創作餃子に挑戦できず。次回は、創作餃子から攻めて行こう!

麺類のメニューも充実!

餃子にビールときたら、締めのらーめんと行きたくなりますよね!?安心してください!ISOGAMI餃子バルさんでは、美味しくて、おしゃれならーめんが食べられます。今回、私は“とまとらーめんを注文しました。


トマトの酸味と甘み

とまとらーめんは、名前の通りトマトベースのスープなので見た目も赤色です。スープを一口飲んでみると、まずはトマト甘みが広がり次に酸味がやってくるのでスッキリとした味わいになっています。また、らーめんの中にはゴロっと姿が残ったままのトマトも入っているのでトマトの食感も味わえます!
麺もよくスープと絡む平打ちのものなので、イタリアンのパスタのような感覚を覚えます。

ISOGAMI餃子バルさんの餃子は全体的にさっぱりとしていますが、やはり餃子独特の油っぽさが口に残っていました。しかし、このらーめんが持つトマトの酸味が油っぽさを打ち消してくれ、まさに締めにぴったりのメニューです!!


ISOGAMI餃子バルさんでは、餃子や麺類以外のメニューも充実しているので男女問わず楽しめるお店になっていると思います。ぜひ、行ってみて下さい!!


2020/02/11

【読書】SHOE DOG

負け犬たちの熱狂人生

SHOE DOG ~靴にすべてを。~」は、スポーツ用品メーカーであるナイキ創業の物語です。作者は、創業者であるフィル・ナイトとなっています。

筆者は、自分たちの事を“負け犬”だと言っています。そんな負け犬たちががナイキという巨大企業をどのように創り上げて行ったのでしょうか?
簡単にではありますが、本作の魅力を少しでもお伝えできればと思います。


読みどころ

この作品は、著者が1962年に世界周遊旅行に出る所から始まります。
その後、自身の記憶を辿りながらターニングポイントとなる出来事を年代ごとに記述。なお、出来事が起こった当時のアメリカや世界の状況についてもさりげなく説明されているので、20~30代の読者であっても読みやすい構成になっています(読者も若い人に読んでもらうことを願っている)。


ありのままの気持ちを描写

本作品はナイキの創業者自身が書いている本なので、その時々に揺れ動く感情が細かく描写されています。
例えば、会社が成長していく中で常に資金繰りに悩み失敗したらどうしようと不安に駆られていた事や、一方で失敗してもまたやり直せばいいと思っていた事が描かれていて、大企業を作った偉大な創業者がとても人間臭く、身近な存在に感じられる1冊になっています。
更に、各地を回って靴を販売する社員から「こんな取組みをしている」「これだけ靴が売れた」「頑張っているから励ましの言葉が欲しい」と手紙が頻繁に来るが無視していた部分から、著者がこの本を“正直”に書いていることが伝わってくる。


日本人・日本企業との関わり

創業当初のナイキは、日本のシューズ・メーカーであるオニツカの商品の輸入販売を行う会社であったことを皆さんご存知でしょうか!?
作者が、単身日本の神戸にあるオニツカ本社に乗り込みアメリカでの販売を認めてもらうところから、法廷闘争となり仲違いしてしまう様子が描かれています(フィル・ナイトの目線なので、オニツカ側の考えや弁解が載っていないので個人的に調べてみたいなと思いました)。
また、オニツカとの関係が悪化し会社が苦境に陥った時に救いの手を差し伸べたのも、日本企業である日商岩井(商社、現在の双日)でした。戦後、日本を復興させ世界第二位の経済大国まで押し上げた当時の日本人(商社マン)の気概や覚悟は改めてすごいなと感動します。本筋からは離れてしまうかもしれませんが、現代の我々日本人も当時の人たちのバイタリティーを見直さなければならないと思います。
この本では、日本との関りがたくさん出てくる点も間違いなく読みどころのひとつです。


作者が伝えたかった事

様々な事件や会社の危機、そして当時の作者の心境などについて比較的淡々と描かれているため、最後まで読み進めないと作者の“伝えたかった事”が分からない構成になっています。しかし、終盤も終盤に「みんなに言いたい。自分を信じろ。そして信念を貫けと。他人が決める信念ではない。自分で決める信念だ。心の中でこうと決めたことに対して信念を貫くのだ。」と書かれている部分が作者が本当に伝えたかった事ではないかと思います。また、ここにたどり着くまでに作者自身の生き様を詳細に記述してきたことで、このフレーズに説得力が生まれるのではないかと呼んでみて感じました。

作者は作中で、「若い人たちが失意に陥らないよう、手伝いができらたと思う。」とも述べており、「20代半ばの若者たちに言いたいのは、仕事や志すものを決めつけるなということだ。天職を追い求めてほしい。天職とはどういうものかわからずとも、探すのだ。天職を追い求めることによって、疲労にも耐えられ、失意をも燃料とし、これまで感じられなかった高揚感を得られる。」と語っている。
作者は、20代半ばの若者へのメッセージとしていますが人生100年時代の現代では、いくつになってもこの言葉の意味について考え“天職”を追い求めていく姿勢が大切なのではないでしょうか。


前半・中盤は、会社の歴史的な形であり退屈に感じれる方もいるかもしれませんがそこの部分があってこその終盤の深みにつながるので、少しずつでも前から読まれることをオススメします。

今回、ご紹介した本が気になった方は下記から購入可能です!

御影ダンケ

バター香るコーヒー

今回、“バターブレンドコーヒー”で有名な御影ダンケさんに行ってきました。

御影ダンケ

御影ダンケさんは、阪急神戸線御影駅すぐにあるコーヒー専門店です。本当に駅近なので、駅から歩いて1分の場所にあります。こちらのお店は、“バターブレンドコーヒー”が売りです。また、コーヒーと一緒に“ケーゼクーヘン”は外せません!

バターブレンドコーヒーとは

焙煎直後のコーヒー豆にバターを染み込ませたものが、唯一無二の“バターブレンドコーヒー”です。実際、一口コーヒーを飲んでみるとふぁっとバターの香りが広がり、豆本来のものと異なる独特のコクが感じられます。


ケーゼクーヘン

ケーゼクーヘンはドイツのチーズケーキですが、日本でよく食べられるチーズケーキとは異なります。ケーゼクーヘンは、パンのような生地(外はパリ、中はしっとり)の上にチーズが乗せて焼かれ、仕上げに真ん中にクリームが置かれている。チーズが全面に出ている感じではなく、デニッシュにしっかり味がついてるかなというのが個人的な印象。さっぱりと食べられるので、コーヒーとの相性はGOOD。



お店は、本格的なコーヒー専門店の趣なので落ち着いた雰囲気で、静かにコーヒーを楽しみたい方にオススメのお店です。チェーン店ではなく、たまには良いコーヒーを楽しみたい方はぜひ行ってみて下さい!!



2020/02/09

ズーカラデルライブ

北の大地のトキメキGO!GO!

2020年2月8日、大阪心斎橋Music Club JANUSで行われたズーカラデル「全国ツアー」追加公演に行ってきました。
ズーカラデルは、いま個人的に一番気に入っているバンドです!!

ズーカラデルって?

まだまだ知らない人が多いかと思うので簡単にズーカラデルについてご紹介したいと思います。

札幌発3ピースバンド

  2015年、弾き語りを中心に行ってきた吉田崇展(ボーカル・ギター)が、バンドセットでの活動として「吉田崇展とズーカラデル」(よしだたかのぶとズーカラデル)を結成。バンド名は「動物園(英語:ZOO)から出る」という意味に由来している。2017年9月、1stミニアルバム『リブ・フォーエバー』発表を機にバンド名を「ズーカラデル」へと改名。メンバーチェンジを経て2018年3月より現体制へ移行。
出典:Wikipedea

私がズーカラデルを知ったのは、FM802の2019年7月のヘビーローテーションに「イエス」という曲が選ばれた事がきっかけです。当時は、北海道札幌発の3ピースバンドで札幌在住という触れ込みでしたが、ライブ中に最近東京に引っ越したという話があったので今は活動の拠点を東京に移しているようです。

余談ですが、ボーカルの吉田さんはパーマをかけていてクルクル髪に丸メガネなので、アジカンのゴッチに似てます笑。
さらに「北の大地のトキメキGO!GO!」とは、メンバーで考えたバンドのキャッチコピーで彼らのTwitterの紹介ページに載っています。


ピュアなロックサウンド

ズーカラデルの特徴は、ありふれた日常を力強い歌詞で表現し、それを優しいメロディにのせているところではないかと思います。とげとげしいロックではなく、すうっと歌詞やメロディが心に沁み込んでくるバンドです。
今回、初めてライブに行きましたがメンバー同士も仲が良さそうで、ほのぼのとした雰囲気が感じられました。


ズーカラデルのおすすめ曲

個人的にズーカラデルのおすすめ曲を3つ挙げるとすると次の通りです。

①イエス
FM802のヘビーローテーションに選ばれた曲。 「不味かった昼飯の記憶が  無駄な夜更かしの行方が  見送ったあの日の夕焼けが  未だに強く脈を打つ」という歌詞が、自分の青春時代と重なる気がしてなんとも言えない哀愁を誘う感じがたまらない1曲。歌詞が強いイメージだけど、メロディも本当に良くて耳に残る。
②アニー
「ねぇ 素晴らしくないけど」のフレーズが、パッとしない日々でも肯定するズーカラデルの真骨頂を感じさせる。
③漂流劇団 
「今からこの世界が ひっくり返らないかな」とどうにもならないことは願望の形で表現しているが、一方で「あなたを笑わせたいのだ」と自分で変えることが出来ることについてはしっかりと力強く歌う。地に足をつけて、しっかりと日常を生きていく様子を歌っている歌詞に勇気づけられる。

ライブの感想

今回は、2019年7月に1st フルアルバムを発売し、2019年9月から全国9か所を回ったワンマンツアー「全国ツアー」の追加公演最終日。私にとっては、ズーカラデルのワンマン初参戦!(2019年のモンバスでライブを見た事あり)
あと、ライブハウスに行くのも初めてでした。なんだか高校の文化祭でライブやっていた会場を思い出すような、アーティストと観客との距離が近い会場でした。


ライブで印象的だったこと

ライブ中、ボーカルの吉田さんが「周りの人がやってるから自分も手拍子や手を振ったりとかしなくちゃいけないと思わなくていいんで。もし、隣の人がやってて面白そうと思ったらやっていください」と言って、各々音楽を楽しんでほしいという姿勢が印象的でした。また、「曲いっぱいやっていきます」みたいな発言があって、自分たちはバンドなんで音楽を届けたいといっていう思いもひしひしと伝わってきました。
さらに、途中で吉田さんが少し涙ぐんでいるんじゃないかと思われるシーンもあって、充実したワンマンツアーを過ごして来たのかなぁと。。。
あと、やっぱり1曲1曲終わるごとに吉田さんが「あ・り・が・と」という言い方が印象に残る笑

MCがおもしろかった

モンバスで見た時は、出番が限られているためほぼMC無しで、「ズーカラデルってどんなバンドなのかな?」っていう感想でしたが、今回のライブでベースの鷲見くんのMCがおもしろかった!マイペースというか、天然というか笑。そして、鷲見君が話している様子を残り2人が暖かく見守り優しくフォローするといった感じで、バンドの雰囲気の良さが伺えます。

ズーカラデルの今後に期待!!

ズーカラデルは、身近な事や日常の出来事を歌った曲が多いので誰しも「こんなことあったなぁ~」と歌詞に共感できるバントだと思います。また、その共感できる部分が哀愁みたいなものを呼びノスタルジックなイメージを受けるけど、ひとつひとつの言葉に力強さがあるので聞き終わった後に少し前向きになれる(“少し”っていうところが絶妙な塩梅)。

個人的には、Kin Gnuみたいにエッジが効いててみたいなバンドではない(タイプも全然違うし)と思うので、爆発的にではなく、徐々に世の中に浸透していくのかなと考えてます。なので、しばらくはなんとかライブチケットが取れるかと思うので今のうちにライブをしっかりと味わっておきます。

今年も各地のフェスとかイベントには出るみたいなので、ご興味持たれた方はぜひ彼らのライブを観に行ってみて下さい!!

2020/02/08

【阪神御影】麺屋天風

魚介の旨味が効いたラーメン

阪神御影駅近くに熊本ラーメンのお店があると聞いて、麺屋天風さんに行ってきました。
麺屋天風さんは、阪神御影駅の南側すぐ(三井住友銀行の向い)にあります。

まさかの熊本ラーメン終了

これまで食べたことが無かった熊本ラーメンを求めて麺屋天風さんに伺ったのですが、メニューの熊本ラーメンの所に黒色のテープが張られていて、「和風ラーメン」「梅鶏ラーメン」提供のみという状態になっていました(タイミングによっては、熊本ラーメンたべられるのかなぁ)。
当初の目的とは異なりますが、「和風ラーメン」に煮卵のトッピングに加えて、平日のランチタイムはご飯おかわり自由ということでライスを注文しました。


澄み切った透明のスープの魚介ラーメン

ラーメンが出てきてまず目に留まったのが、透明で澄み切った魚介スープです。魚介出汁の主張しすぎることなく優しく体に染み渡るあっさりしたテイストに加え、刻んだ大葉のスッキリした風味がまた良いアクセントになっています。

また、麺は細めのストレートであっさりしたスープとマッチし食が進みます。
続いてチャーシューですが、脂っぽくなくあっさりしているものの、しっかりとした肉感はあり食べ応えがありライスがめちゃくちゃ進みました笑。
 煮卵は、黄身の部分がトロトロでもなくしっかり固まるでもなく絶妙なゼリー状になっていて美味!!しかも、味もしっかり染みていてスープとは対照的にしっかりとした味付けになっています。


ゆず胡椒で味変!

ラーメンと一緒にゆず胡椒も提供されるので、ゆず胡椒を加えて味変させることが可能です。

今回、3分の2くらい食べたところでゆず胡椒をひとさじ分加えてみました。すると、あっさりとしたスープにピリッとした風味が加わりより立体的な味わいに変化します。また、ゆず胡椒の酸味がプラスされますが、優しい味わいの魚介出汁とケンカせず良い感じのハーモニーが生み出されます。

麺屋天風さんの和風ラーメンは、あっさりした魚介スープが優しい味わいを作り出しているので、女性や飲んだ後の方にオススメのラーメンです。阪神御影の駅近なので、お近くに寄られた際はぜひ行ってみて下さい!



2020/02/07

弓弦羽神社

羽生選手必勝祈願のため弓弦羽神社へ!

2020年2月6日から四大陸フィギュアスケート選手権がスタートし、7日の男子ショートに羽生結弦選手が登場します。そこで、羽生選手応援企画ではないですが神戸市東灘区にある「弓弦羽(ゆづるは)神社」へ行ってきました。


羽生選手のファンにはよく知られた場所

弓弦羽神社は阪急神戸線の御影駅から徒歩約5分ほどにあり、神社の名前とフィギュアスケートの羽生結弦選手の名前が似ていることからファンの方にはよく知られている場所です。境内には羽生選手の活躍を祈願する絵馬がたくさん掛けられていて、どれも切り抜いた羽生選手の写真が貼られているなど気合の入ったものがたくさん見られました。
実際、羽生選手も参拝に訪れたことがあるそうです!

弓弦羽神社のキャラクター“ゆづ丸”

神社のシンボルは「八咫烏(やたがらす)」であり、この八咫烏のキャラクター化した“ゆづ丸”というのが境内にいて、抱きかかえて写真を撮ることができます。

御影石のサッカーボール

境内の一角に御影石で出来たサッカーボールが置かれています。
なぜ、サッカーボールのオブジェがあるのかというと①日本サッカー協会のシンボルも八咫烏②御影がサッカー発祥の地ともいえる場所といった理由から、少なからずサッカーと縁があるため設置されたようです。


なぜ弓弦羽神社の象徴は八咫烏?

まずは、弓弦羽神社が設立された経緯を見てみましょう。

  社伝によれば、往古、神功皇后三韓より御凱陣の時、長門國豊浦より摂津國難波浦に向かわれる途中、忍熊王(おしくまのみこ)が兵を挙げたのをお知りになり、皇后自ら当地で弓矢甲冑を納めて熊野大神を斎奉しご祈念されたところ、戦には大勝し、それより後は諸々の願い事は、全て御心のままに叶いました。 ~中略~ 8世紀末に、この弓弦羽ノ森(ゆづるはのもり)を神領地と定め、嘉祥2年(西暦849年)正月14日神祠を造営して改めて熊野大神をお祀りいたしました。
出典:弓弦羽神社HP
なんと、1,170年以上続く由緒ある神社だったのです!また、上記の通り熊野大社をお祀りしているので、熊野大神様のお使いとして知られている八咫烏が神社のシンボルになっているのです。

ちなみに、日本サッカー協会がシンボルに八咫烏を採用した理由は諸説あるそうですが、八咫烏が故事から“導きの神様”とされていることから「勝利に導いてくれるように」との思いが込められているのではないかという説があります。

御影は日本サッカー発祥の地!?

かつて阪神御影駅の北側に「御影師範学校」(後の神戸大学教育学部)があり、この師範学校に日本初の(日本人)サッカーチームが出来ました。そして、御影師範学校のサッカーチームは大正7(1918)年から始まった日本フートボール優勝大会(現・高校選手権大会)で初回から連続7回の優勝を成し遂げたのです!(但し、第8回大会までは近畿のローカル大会。しかし、全国大会となった第9回以降も14回の大会のうち御影師範学校が4回優勝。)
なんと、かつての神戸はサッカー王国だったのです!!

上記のように、弓弦羽神社とサッカーの縁があるということでサッカー用の絵馬もあり、サッカーボールのオブジェの周りにこの絵馬がたくさん掛けられています。

       サッカー用の絵馬


羽生選手のファンだけではなく、サッカーをされている方も上達祈願のため弓弦羽神社を訪れてみてはいかがでしょうか?

2020/02/06

【読書】サブスクリプションとは?

サブスクを知るのにオススメの一冊

近頃、新聞やニュースで“サブスクリプション”という言葉をよく耳にしますが、みなさんサブスクリプションについて説明できますでしょうか?
なんとなく知っているけどという方にオススメの一冊が、サブスクリプション「顧客の成功」が収益を生む時代のビジネスモデル(著者:ティエン・ツォ、ゲイブ・ワイザート、監訳者:桑野順一郎、翻訳者:御立英史、ダイヤモンド社)です。

サブスクリプションとは?

著者は、サブスクリプションとは「将来を見通す収益モデル」と表現。
また、これからのビジネスは「まず特定の顧客のウォンツ(欲求)とニーズ(必要)に着目し、そこにむけて継続的な価値をもたらすサービスを創造すること」、「つまり、顧客をサブスクライバーに変えて、定期収益がもたらされる構造を築くことだ。」とサブスクリプション・エコノミーへの転換を訴えている。このサブスクリプション・エコノミーへの転換を、一言で「世界の中心が製品からサービスに移行しつつある」と表現している。


サブスクリプションは新しい概念ではない

この本の中で、サブスクリプションは以前からあった概念であると認めている。しかし、企業が旧来の製品を売って終わりのビジネスからサブスクリプション型のビジネスに移行しようとしている理由として、「今日のサブスクリプションはデジタルで届けられ、その過程で膨大な量のデータが生成されるからだ」と論じている。つまり、自社のサービスを通じ直接的・継続的な関係を確立し、得られるデータにより顧客について知る事が可能になるということである。


サブスクリプションの効果

売り切り方のビジネスからサブスクリプション型ビジネスに移行することで、毎年ゼロベースで売上を作っていく必要がなくなる。つまり、年度末の自社の契約者数に利用料をかけ合わせれば次年度のおおよその売上の目途が立つ(解約者と新規加入者を加味しなければならないが)ことをメリットのひとつとしてあげている。
一方、サブスクリプション型への移行する際には、一時的に売上や収益の減少に見舞われることを“フィッシュモデル”や実例を交えて解説。また、この移行期間の負の効果をうまく投資家などに説明し乗り切る事の重要性を説いている。


サブスクリプション化できないものはあるか。

答えは「ない」である。例えば、冷蔵庫のような家電はサブスクリプション化できないのではないかと疑問に持つかもしれない。冷蔵庫であれば、中に入れる食品の提供を保証するといったように「製品が提供するサービスのレベルについて契約すればよい」ので、すべてがサブスクリプション化可能なのである。
本書では様々な事例が登場するが、特にギターメーカーのフェンダーの例を読むとモノを売る企業でもサブスクリプション化が可能であることが良く理解できる。


永遠のベータ版にとどまれ

サブスクリプションサービスでは、利用者から得られるデータをもとに使い勝手や機能の追加を継続して行っていかなければならない。このため、モノを売り切るビジネスモデルと違い完成形がないと言え、このことを「永遠のベータ版にとどまれ」と表現している。
実例として、カニエ・ウエストがストリーミング・サービスで音楽アルバムを公式リリースした後も、歌詞を変えたり曲順を入れ替えたりと手を入れ続けたケースが挙げられているがこれは非常に新鮮であった。これまでは、アーティストが発表した時点で作品は完成であったが、これからはアーティストがリスナーの声を取り入れながら、つまり一緒になって名曲を作り上げていくかもしれない。凡庸な私のような人間でも、作品制作に携われるかもしれないと考えただけでワクワクさせられる!


移行しようとするとどうなるのか?

本書では、サブスクリプション型ビジネスモデルに移行するにあたっては「マーケティング」「営業」「ファイナンス」「IT」を変えていかないという事が語られている。著者が創業したZuoraという企業での実体験などが記述されており分かりやすい。一方で、汎用性というか応用性が少し弱い気がするのでサブスクリプション型企業への移行を考えている経営者の読者などにとっては物足りないと感じる部分もあるのかもしれない(著者がサブスクリプション化を支援する企業のCEOであるので、あえてそうしているのかもしれないが)。


まとめ

この本を読むと、主に欧米でのサブスクリプション化に取り組んでいる企業の事例なども交えながら“サブスクリプション”とはどういった概念か学ぶ事ができます。なので、「サブスクって最近よく耳にするけど、きちんと説明できないなぁ」くらいの方が読むのに適していると思います。

また、本書を読むにあたって監訳者あとがきも読まれるのをオススメします。
あとがきの中に、「いまだに多くの方々が誤解していることがある。すなわち『サブスクリプション=月額課金』という考え方だ」という記述がある。私自身もサブスクリプション=月額課金というイメージがどこかあったので、この部分を読んで衝撃を受けました。この文言を頭に入れて本書を読んでみると、更にサブスクリプションとはなんぞやという本質的なことに気付けるのではないかと思います。


今回、ご紹介した本が気になった方は下記から購入可能です!

【神戸】焼菓子ビュッフェ

夢のような企画“焼き菓子ビュッフェ”

スイーツに好きにはたまらない“焼菓子ビュッフェ”という企画をやっている、洋菓子店ショコラリパブリックさんに行ってきました!

ショコラリパブリックとは

  【ChocolatRepublic】 Chocolat(チョコレート)=仏語、Republic(共和国)=英語 異なる言語を合わせたパティスリー ショコラリパブリックの名前は 自由な発想の洋菓子を作り上げたい。そんな想いからつけられました。 神戸ならではのファッションやパン、洋菓子文化を感じていただけるような 丁寧で素材にこだわり、遊び心が詰まったコレクションをぜひお楽しみください。
出典:ショコラリパブリックHP

洋菓子店であるショコラリパブリックは、神戸市内に5店舗を展開(今回は、摩耶ハーバーカフェ店にお邪魔してきました)。神戸阪急内の店舗以外はカフェが併設されていますので、お店で美味い洋菓子を味わうのもいいですし、また店舗が神戸にしかないので神戸土産として買って帰ると喜ばれると思います!

個人的オススメ

ショコラリパブリックさんの個人的オススメは、ずばりフィナンシェです!笑
バターたっぷりでしっとりめの弾力のある食感になっています。


焼菓子ビュッフェの概要

ショコラリパブリックさんの焼菓子ビュッフェは、毎日10時〜18時限定(制限時間60分)となっています。

超絶お得な値段!!

焼菓子食べ放題+ドリンク飲み放題で、お値段がなんと693円(税込)!!更に好きなケーキがつくパターンでも税込990円。スイーツ好きには夢のようなメニューです。なお、会計は先払い(現金のみ)です。
※値段等は摩耶ハーバーカフェ店のものです。



焼菓子ビュッフェで食べられるのは
時季に応じて変化があるかもしれませんが、今回訪問した際は
  • フィナンシェ
  • クロワッサン
  • クッキー
  • パウンドケーキ
  • フィナンシェラスク
  • ラム酒を使ったフィナンシェ

どの焼き菓子も美味しかったのですが、“フィナンシェラスク”はラスクのようなサクサク食感になるまで焼き上げたフィナンシェです。普通のフィナンシェとは違った食感と軽い口当たりが新鮮で、いくつでもいけちゃう焼き菓子です。なお、焼き菓子ばかり食べていると口の水分が持っていかれそうですがドリンクも飲み放題なので安心です笑

この焼き菓子ビュッフェは値段が700円弱と非常にお手軽な価格になっているので、少しお茶でもしようかという時には候補に入れてみて下さい!!

2020/02/04

ゴッホ展

ゴッホ展@兵庫県立美術館

1月25日から兵庫県立美術館にて開催中のゴッホ展に行ってきました。
ゴッホに関する知識ほぼほぼゼロで「ゴッホの絵が地元の美術館に来るから行ってみるか」くらいの感じで行きましたが、「行ってみて良かったマジで!」とこの絵心なし人間ですら思ったので魅力などをご紹介したいと思います!

ゴッホ展概要

今回、上野の森美術館で行われた東京展に続いて、兵庫展として2020年3月29日まで兵庫県立美術館にて開催中。チケットは大人1,700円(音声ガイドは別途600円)、休館日が月曜日(祝休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)となっています。

ゴッホの人生と作風の変化

絵画などに疎くても、ゴッホの“ひまわり”や“糸杉”といった作品を知っているという方は多いのではないでしょうか。また、「自分で自分の耳をそぎ落とした人」というのがゴッホのイメージだと思います。では、ゴッホがどんな人生を送って、いつ“糸杉”などのゴッホらしい作風が出来上がったのでしょうか!?
今回の展覧会では、そういったゴッホの人生と作風の変化が分かる内容となっています。

ゴッホは遅咲き(そして活動期間も短い)

ゴッホは、画廊勤務や父親の牧師の仕事を継ごうとするもののいずれも挫折。27歳の時に画家を志し当初は独学で勉強していくものの、オランダやフランスで様々な画家と交流を重ねていくうちに独自の作風を確立していきます。

初期の作品は恐ろしく暗い!!

“ひまわり”などの明るい色使いの作品がまさしくゴッホといったイメージですが、初期の作品の色調は暗めでまるでモノクロ写真を見ているかのよう(ちゃんと理由があるので、会場で見てみて下さい!)。
また、農作業をしている人の膝がピーンと伸びきっていてぎこちない感じがする作品があり、ゴッホの技術が成熟しきっていない様子が伺えます。ゴッホに関する知識をほとんど持ち合わせていなかった私にとっては、この初期作品が展示されているエリアはとても新鮮で、「有名画家も最初は絵がうまくなかったんだ」と勝手に親近感を抱いていました笑。


パリへ。印象派との出会い

ゴッホは、弟のテオを頼ってオランダからフランスのパリへと向かいます。
パリでは、当時ムーブメントとなっていた印象派の影響を受け、その技法を徐々に取り入れていく中で絵の色調も明くなっていく(展示されている絵画を見ながら、徐々に印象派の技法を受け入れていく様子が素人でも分かる!)。また、このあたりから色使いだけではなく、細かい筆遣いや絵の具を厚く塗る技法へ変わっていきます。その変化を目の前の絵画を通して感じられるところが、実際に展覧会へ行く魅力だと思います!

アルル時代

パリから南仏のアルルへ移り住んだゴッホは、画家のゴーギャンと共同生活を行います(ゴッホはたくさんの画家がアルルに来ることを夢見ていたが、実際に来たのはゴーギャンのみという切ないストーリーが。しかも、ゴーギャンが来た理由も、、、)。
このアルル時代に、有名な“ひまわり”や“夜のカフェテラス”(いずれも今回展示はなし)を創作。そして、『耳切り事件』が起きたのもこのアルル時代である。


サン=レミ時代、オーヴェル時代

精神を病んでしまったゴッホは、アルル近郊のサン=レミの療養所に入所。しかし、作品を書き続け、この頃にゴッホらしいうねるようなタッチと厚塗りの作風が見られるように。そして、今回の展覧会最大の見どころである糸杉が描かれたのもこの時期である。
サン=レミの療養所を退所したゴッホは、パリ近郊のオーヴェル=シュル=オワーズという場所に移る。この場所がゴッホの最後の地となってしまう。

個人的には、この時期は精神を病んでしまっていたが、むしろ絵には力強さや明るさが出てきており、ゴッホがどのような気持ちで書いていたのかがとても気になりました。

今回の展覧会の魅力

今回のゴッホ展の魅力は、次の2つだと思います。

作風の変化がドラスティック

初期からの晩年にかけての作風の変化が、かなりドラスティックで筆遣いの変化なども分かりやすいので、初心者でも楽しめると思います。実物の絵画を見ると、筆のタッチや絵の具の塗り方(厚み)の変化が立体的に感じれ、まさに美術館に行く醍醐味が味わえます。

予備知識がいらない

宗教画を得意とする画家であれば、描かれているモチーフや人物に関する知識・歴史的背景について知識がないと楽しめないことがあります。しかし、ゴッホは農民や風景などを描いているのでそれほど予備知識を求められないのも魅力のひとつかもしれません(ゴッホについて知っているとより楽しめるのは間違いないですが)。

ゴッホ展は気軽に楽しめる美術展だと思うので、これまで絵画に興味がなかったう方も行ってみてはいかがでしょうか!?

2020/02/03

チェア ベンチ

キャプテンスタッグ ソロ ベンチ

前回、Alpen Outdoorsに行った時からキャンプ用品のローチェアがすごく気になってました。そんな中、たまたま家で使っていなかったもの数点がメルカリでローチェアを買えるくらいの金額で売れたので、思わずキャプテンスタッグのソロ ベンチを買っちゃいました!
商品が到着後、さっそく開封!事前にネットで、この商品はフレームが黒色なので(そこがカッコイイ)、傷がつくと目立つので黒色のビニールテープを巻くといいとあったので、地面に接する部分に黒色のテープをせっせと巻きました。

使う準備が整ったところで、どこか外でゆっくり座り心地を堪能できる場所はないかと考え、六甲山ビジターセンターにチェアを持って行ってきました(寒空のもとプチ冬キャンプ気分笑)。
この六甲山ビジターセンターは、神戸の市街地や神戸空港が一望できる展望テラスに加えて、無料の駐車場(利用できるのは夕方まで)やトイレが併設されているのでドライブついでに寄るにはもってこいのスポットです。行った日は、晴れていて気持ちの良いお天気(眺めは靄がかかっていて少し残念な状況)でした。しかし、冬場だからか展望テラスには誰もいないので、恥ずかしい思いをすることなくローチェアを広げることができました笑


 

この椅子は、キャンプ用品なので折りたたんでコンパクトに持ち運べるのに、私(身長178㎝)でもゆったりと座ることが可能!また、背もたれも少し角度がついているのでリラックスして座ることができます。強いて欠点を言えば、長時間座っているとフレームが当たるモモの裏や背中が少し疲れてくるかなという印象です。今回、座布団を用意していたのでそれを使うとモモの裏にフレームが当たる感触はかなり軽減されました。次回、実戦投入するまでに背中部分にフレームが当たる問題の解決策を見つけたいと思います。

1時間強ほど感触を確かめて家に帰りましたが、あまりに気に入ったので帰ってからもこのチェアに座って本を読んだりしました。黒でシックなデザインなので、普通におうちのリビングなどで使うのもありかと思います(但し、本や飲み物を置いたりするローテーブルも欲しくなるので要注意!!笑)。

ソロキャンデビューに向けて、家でも使えそうなキャンプ道具あったらちょっとずつ買いたいなぁ。


2020/02/02

【神戸元町】チョンマゲ

シンプル。極上の一杯。

今回、神戸元町にある「らーめんチョンマゲ」さんに行ってきました。お店は神戸元町商店街の南側に位置していて、JR・阪神「元町駅」から徒歩5分くらいの場所にあります。
1月中旬に近くを通った時から新しそうな外観と「チョンマゲ」という名前がずっと気になっていたので、元町に行く用事があったこのタイミングで訪問しました。お店は、見立て通り2020年1月6日オープンと出来立てほやほやでした!

お店を入って左手に券売機があるのでそちらで食券を買います。他にもペイペイや楽天ペイにも対応しているのでQRを読み取って決済することも可能です。
店内は、比較的こじんまりしているので器を下げに背後を通る店員さんが少し気になりますが、スタッフの方はとても感じのいい方たちで居心地のいいお店でした。

らーめん零

お店のメニューに、「初めての方は零からどおぞ」と記載があったので“らーめん零”をオーダー。合わせて、玉子焼きめしというのもすごく気になったので注文しました。
少しすると、まずはらーめん零が出てきました。ファーストインプレッションは、「半透明な黄金色のスープがなんて綺麗なんだ!!」ということです。一方で、少しスープの表面に油分が見られので食べてみると油っぽいのかな~と思いながらスープを一口飲んでみると、口の中で出汁の味わいと風味が広がり、なおかつ後味がすっきりしててめちゃくちゃ美味い!!そして、チャーシューも絶妙の厚さに切られていて和風出汁が効いたスープにマッチしている。また、個人的に印象的だったのが、1切れ入っていたメンマが予想に反して味がしっかりしていて良いアクセントになっていた点である。

玉子焼きめし

らーめんに続いて“玉子焼きめし”が出てきました。こいつがなかなかの曲者で、ご飯と玉子だけで作られた焼きめしで全くパッとしない見た目の料理ですが、食べてみると卵のコクや甘みが感じられ、他に具材が入っていないことなど忘れさせてくれるくらいの絶品です!あとは、おそらく香味油が使われているのかほんのり香ばしい香りが感じられて食べるのが止まらなくなります。
ぜひ、お店を訪れた際はらーめんと一緒に注文してみてください!!

シンプルだけども、、、

今回食べた、らーめんも焼きめしも本当にシンプル!味付けも優しくマイルドだけれども、しっかりと個性が感じられる料理になっています。まさに店先の看板にあった「シンプル。極上の一杯」という文言にぴったりのお店ではないかと思います。

メニューには、今回食べた塩ベースの“らーめん零”以外の醤油ベースの“らーめん壱”や“土佐屋台餃子”といった料理が載っていました。次は、今回食べられなかったメニューにぜひとも挑戦してみたい!あと、らーめんにネギやチャーシューといった定番トッピング以外にピリ辛ネギやワンタンがあるみたいなので、トッピング系もいろいろ攻めてみたい。。。


【神戸元町】ダーツバーの絶品カレー!?

思いもよらぬ本格スパイスカレー 先日、たまたま通りかかった元町の路地で 本格的なスパイスカレー が食べられるお店を発見! しかも、なんとお店はカレー専門店ではなくてダーツバー!!ランチ限定でカレーを出しているそうです。 メニューは全10種類!! ご紹介するお店は、ラ...