尾根歩きが楽しめる山
兵庫県高砂市と加古川市の境に位置する高御位山(たかみくらやま)に行ってきました!
高御位山は、「播磨アルプス」と呼ばれる連峰のメインとなる山ですが標高が約304mと初心者でも充分登れる山です。
天気が良ければ山頂から明石海峡大橋や小豆島といった瀬戸内海の風景が一望できます。
今回、私は麓の市ノ池公園の駐車場に車を停め、そこから長尾奥山→高御位山頂→長尾奥山→鷹ノ巣山→鹿嶋神社→市ノ池公園というルートを途中の昼休憩を入れて4時間ほどかけて巡ってきました。
まずは尾根筋まで岩肌を登る
車を停めてトレッキングシューズに履き替え、市ノ池公園から登山道へ入ろうとするもイノシシ用の柵が当たり一面に張り巡らされていて山に入る場所が分からない!泣
よく見ると所々、「柵を押して入る」などと看板がある場所があるのでそこから山に入ることができます。
尾根へと続く岩場
柵の内側に入り、少し木立ちを行くとふっと開けて尾根筋へと続く岩肌が現れます。
尾根まで一気に登りきるやや急な斜面ですが、道幅も広いので初心者の方でも難なく上がっていくことができると思います(但し、登山靴を着用し、雨や風の強い天候の時はオススメしません)。
日差しを遮るものがない
麓の木立を抜けると、途中の登山路や山頂及び尾根付近では基本的には日差しを遮ってくれる木などがあまりありません。これは、2011年1月にあった大規模な山火事により木々が燃えてしまったからです。なので、特に夏場は帽子などを持参し日差し対策が必須です。また、言い換えれば風を防いでくれるものもないので風が出てくるととても寒く感じます(私が行った日も後半に風が出てきて、汗をかいた体が急激に冷やされ慌てて上着をカバンから取り出しました)。
稜線を歩いて山頂へ
麓から岩肌を上りきると稜線にでます。ここから、尾根筋を歩いて山頂を目指していくので比較的アップダウンが少なく楽チンです。また、尾根筋と言っても切り立った所を怖がりながら歩くようなことはありません。
しかし、山頂は崖!!
山頂までは、特に怖い思いをすることもなく尾根筋をテクテクと歩いていく感じですが、山頂は急に切り立った場所にあってめちゃくちゃ怖い!!
「落ちたら死ぬ」というような岩場が山頂になっていて、かなりビビりながら写真をパシャリ。恐れ知らずの子供はかなり際の方まで責めてました笑
ただ、本当の頂上にあたる場所まで行かなければそんなに怖い思いをすることもありませんのでご安心ください!
また、頂上付近にはベンチが置かれており、更にバイオトイレも設置されているので休憩するにはピッタリの場所です。
折り返して鷹ノ巣山へ
麓から1時間強で頂上に着き、ちょうどお昼時だったのでここでお昼休憩を取りました。
この日は天気が本当に良く、頂上からは麓ののどかな田園風景から臨海部の工場群、さらには明石海峡大橋や小豆島といった瀬戸内海の景色が一望できました!こんなに山と海の景色が楽しめる場所はなかなか無いのではないでしょか!?
昼休憩の後は、一旦来た道を引き返し鷹ノ巣山方面を目指します。
後半もひたすら尾根筋を歩いて行きますが、日が高くなってくると気温が上がってきてかなり汗をかいてきました。時々岩に腰掛けて休憩しながら、だいたい1時間10分くらいで鷹ノ巣山に到着。
百間岩を通って鹿嶋神社へ
鷹ノ巣山から鹿嶋神社方面へ向かいますが、しばらく稜線を歩くと下りに転じる場所にたどり着きます。
巨大な百間岩
稜線が下に転じる場所から鹿嶋神社の北側にある展望台まで百閒岩と呼ばれる岩稜があります。この岩場は、なんと巨大な岩でできているそうです!(歩いている時は、そんな風に思わなかったくらい大きくて広い岩場です)
そんなに急な斜面ではないですが、ここは多くの人が通ったことためか岩の角が取れてツルツルした状態になっています。雨降りの時は足を滑らせないよう注意が必要です。
鹿嶋神社近くで名物の柏餅を
百閒岩を下りきると簡単な展望台があります。この展望台から鹿嶋神社へは、整備された道を下っていけばすぐです。
鹿嶋神社の近隣には、柏餅屋さんがたくさんあり参拝時の名物となっています。今回は、テレビでも取り上げられたことがある「山本商店」さんで家族へのお土産として柏餅買いました!
山本商店さんの柏餅は、白餅のこしあん・つぶあんとよもぎ餅のこしあん・つぶあんの合計4種類があり、それぞれ1つ120円となっています。
4種類それぞれ1つずつ買ったところ、蒸し器に入っているホカホカの柏餅を容器に詰めてくれました。持って帰った柏餅は、家族に大人気で私が食べる前に無くなってしまいました泣
高御位山は、低山ながら尾根歩きを楽しめる山です。また、他の播磨アルプスの山への縦走も手軽にできるので一度行ってみて下さい!!
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