美味しい映画
今回、私が見た映画は「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」という2014年公開のアメリカ映画です。
見ようと思ったきっかけはAmazonのプライムビデオの上の方に出てきたからというものですが、なんとこれが個人的にはスマッシュヒット!!見るとお腹が減るけど、乾いた心を癒してくるハートフルな映画です。
あらすじ
レストランの料理人であるカール・キャスパーは、メディアでも取り上げられたことがあるシェフ。しかし、レストランのレビューを専門とする有名ブロガーとのいざこざや新メニューを認めようとしないオーナーとの対立がもとでレストランを辞めてしまいます。
再就職先を探すもののうまくいかず傷心のカールを、元妻イネズが息子のパーシーと3人で故郷のマイアミに行かないと誘う。マイアミで訪れたレストランで、カールは「キューバサンドウィッチ」に出会いその美味しさに感動。以前からイネズに勧められていたフードトラック(日本でいうキッチンカー)でこのキューバサンドウィッチを売り歩くことを決意し、中古のボロフードトラックを手に入れパーシーと改装しいく。
そして、改装が終わると夏休み中のパーシーと以前勤めていたレストランの元同僚を加えた3人で、各地を周りその土地の食材を使いながらキューバ料理を販売していくというストーリー。
見どころ
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の見どころは、大きく3つあると思います。では、順番に説明していきます!
見どころ① 美味しそうな料理たち
物語の前半は、主人公のカールがフランス料理店で働いている事から様々な手の込んだフランス料理が登場。打って変わって、物語の後半では手軽そうだけれども思わずかぶりつきたくなるようなキューバ料理たちがで出てきます。
私は、この映画を観るまでキューバサンドウィッチという料理を全く知りませんでした。
作中では、キューバブレッド(フランスパンのような長くて硬そうなパン)にマスタードやバターを塗り、スライスしたローストポークやハム・チーズを挟んで最後はホットサンドメーカーで上下に焼き目をつけて完成となっていて、なんとか自分で再現できそうな気がします。このブログを書きながら、キューバサンドウィッチが食べたくて食べたくて仕方がないので、この後作ってみようかなと思います。あたなもこの映画を観るとキューバサンドウィッチが食べたくなるかも!?
見どころ② 豪華な脇役
監督・脚本・主演を務めるジョン・ファブローは、アイアンマンシリーズを手掛けた監督。そのため、ストーリーの主軸となるキャストは有名俳優ではないものの、脇役としてスカーレット・ヨハンソンやロバート・ダウニーJr.といった大物が登場します。
二人が登場するシーンを楽しみに見るのもいいかなと思います。
見どころ③ 親子の絆
作品の中では、主人公カールと元妻イネズは離婚したとはいえ比較的良好な関係を築いているようで(離婚理由は語られず)、10歳の息子パーシーとも週に一度会っています。しかし、カールはパーシーと会う時もレストランの仕入のために市場に行ったりと料理人の仕事を優先しており、とても良い父親とは言えない様子。そんななんとも言えない父と子の関係でしたが、フードトラックであちこちを旅するうちにだんだんと心を通わせていきます。
そして物語終盤、夏休みが終わるという事でロスの母親のもとにパーシーを送り届けカールも自宅へ帰ります。荷物を置いて一息ついた時に、パーシーから送られてきた旅の写真をまとめた短いムービーをカールが一人見るシーンは思わずうるっと来ます。
映画の主人公カールは、職を失ったことで息子と向き合う時間を図らずとも得ましたが、昨今コロナウィルスの影響で家でリモートワークを行うようになり家族と過ごす時間が増えたお父さんも多いのではないでしょうか?ぜひ、この映画を観て、お子さんと一緒に料理をしてみてもいいのではないかと思います。
まとめ
今回ご紹介した「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、ピンチに陥ってハラハラすることもなければキュンキュンするようなロマンスがあるわけではありません。人によっては「平凡だ」と感じる作品かもしれません。
しかし、美味しそうな料理が登場し父と子が徐々に心通わせていくストーリー展開が、日常生活で傷ついたあなたの心をきっと癒してくれるはずです。こんなご時世だからこそ、お家で美味しい料理やお酒を片手にこんな穏やかな映画をゆっくり見てみてはいかがでしょうか?
内容が気になった方は下記から映画を観ることができるので、よければ見てみて下さい!!
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